住宅ローンを完済したので、抵当権抹消手続を自分でしてみたのです。司法書士依頼料を節約したのです。
ですが…
不備がなければ郵送で全部終わる予定だったのですが、
…不備があったのです😱
法務局から電話がかかってきました。
「申請書に押印した印鑑をもって来てください。」と。
何が不備だったのかというと、ローンを契約していた労金側から送られてきた、抵当権解除証書に物件の表示が漏れていたのです。
通常は銀行側が埋める箇所のようですが、労金は自分で抵当権抹消するなら、ご自分で記入して下さいとのスタイルなんでしょうね、多分。
手紙にひとこと添えてくれてもいいのにと思いましたが、
まぁこっちは、労金経由の司法書士さんに頼む11000円の依頼料を節約して、お金を払っていないのだから仕方ないです😅
元々、法務局の事前相談に伺って書類をチェックして頂き、補正してその場で提出をしようと思っていたのですが、コロナで電話相談しか受け付けておらず、補正依頼の電話がかかってきたら、その時は伺おうと思っていました。
で、電話がかかってきたのです😅
書類が法務局に到着してから、7日目です。
補正にかかる時間は、数分で終わるとのこと。
私が作成した申請書には不備はなかったとのこと。
もしかして、すぐ伺わなければいけない?😱と思っていたのですが、来週でもいいと言ってくださいました。
ホッ🍵
ローンを完済したときの抵当権抹消手続の依頼料は、労金は11000円で安いほうだと思います。
ですが、自分でやれば戸建てで、土地と建物の登録免許税2000円の収入印紙代、往復の郵送料約1000円の合計3000円ほどで済みます。
登記が完了した際に、登記を確認したいのであれば、登記事項証明書のを別途取得する事になり、手数料がかかりますが。
忙しい方や、面倒だと思われる方は、依頼料を払って、専門職の方に頼むのがいいです。
なぜなら、法務局や、不動産会社のホームページに申請の仕方や記入例は載っていますが、細かいところまでは見つけられず、私みたいに呼び出しを喰らいます(笑)
間違えたら、法務局へ伺う一択です。
でも自分で作成したのは申請書1枚だけで、あとは労金が作成した委任状に、署名しただけなのです。
法務局の事前相談(今はコロナで電話相談のみ)は、我が家の管轄の法務局は20分無料の枠があり、電話相談の予約をしようとしたら、1週間先の予約しか取れず諦めました。
今回、法務局や不動産会社のホームページ等をメインに参考にしましたが、個人の方のブログも参考にしました。
私の経験が誰かの参考になればと思い、以下に記録を残しておきます。(戸建ての場合)
法務局に提出した書類は、
①申請書
②保証委託契約ならびに抵当権設定契約証書
③登記識別情報通知
④委任状
⑤抵当権解除証書
⑥履歴事項全部証明書(コピー)(労金の証明書)
⑦返信用封筒
②~⑥は、労金から送付されてきました。①のみ自分で作成です。
②・③・⑥はそのまま提出。
①の申請書は、法務局のHPから記入例と合わせてダウンロード。印紙貼付台紙も印刷。
申請書で間違えそうだと思った所は、
・申請書の権利者欄は共有持分の場合は、連名で記入する事。
・申請人欄に印鑑を押印するのを忘れない。実印でなくてよい。
・欄外に捨印を押しておく。
・申請書と印紙台紙は、左側縦2か所にホチキス止めして、割印をする。
・印紙は郵便局にて購入。土地建物1個につき1000円。我が家は、土地と建物に抵当権が設定されていたので、2000円購入。
④の委任状の抵当権設定者欄が空欄になっていたので、私と夫の署名捺印。
⑤は物件の表示欄の記入漏れの指摘あり。
後日、法務局に修正に伺って記入してきました。
◯◯(住所)の土地、◯◯(住所)の家屋と記入して、捨印を押印してきました。
⑦の返信用封筒は、460円分の切手を貼付。郵送した時が簡易書留で460円だったため。足りないかもと思うときは、余分に入れておけばよい。
補正の際、返信用封筒の切手の金額について質問した所、普通郵便でも返却できますよと言われました。簡易書留なら、440円で足りますと。私は、460円の切手を貼ったので、20円余分ですが、そのまま簡易書留で送付して頂くようお願いしました。
以上がローン完済時の抵当権抹消手続きを自分で、かつ、郵送で完結させようと試みた体験です。